アルプス山脈のイメージが強いですが、
日本に氷河が存在することが発見というか
確認されました。
氷河が確認されたのは2012年の4月のこと。
北アルプスの立山連邦に、雄山(標高3003メートル)と
剣岳(標高2999メートル)があります。
2つの山の東側に、全長約1キロ、厚さ約30メートルの
氷の塊が氷河と確認されたのです。
ところで、氷河の定義は、
「1年を通して動いている分厚い氷」
(ちょっとあいまいな基準ですねw)
立山連邦で氷河と認定された場所は、
冬時期の積雪が10メートルを超えると言う豪雪地帯。
夏でも雪は消えません。
この雪が長い年月をかけて滞積されて、
下部では圧力によって押しつぶされて厚い氷に。
それが自身の重みでゆっくりと動き始めたという
のがメカニズムです。
この氷が薄くなる秋に、1ヶ月で約30センチの移動が
確認されたことから、氷河に認定されました。
ちなみに、それまでの極東アジアにおける
氷河の南限は、ロシアのカムチャッカ半島と
言われていましたが、同地域が南限となりました。
ところで地球の歴史では、地表に氷河のある
氷河期と、氷河のない無氷河期を繰り返していますが、
現在は氷河期のなかでも比較的に温かい
間氷期ということです。
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